NEDO は、ロボット産業の競争力を強化するため、
大阪工業大学を拠点として、日本初の「ロボットサービス・ビジネススクール」の運営に必要な技術的手法などに関する調査を実施する。実施期間は2014年度から2015年度。総事業費は2,000万円以内。
この調査では、新たな「ロボットサービス・ビジネス」の発掘やロボット産業の活性化に向け、同大学がある大阪市旭区の千林商店街で実施する移動ロボットの実証試験などを通じて、「付加価値の高いロボットサービス」のデザインを調査する。
具体的な調査内容は、グローバルなロボットサービスのイノベーション創出に関する調査、ロボティクスなどの多様な専門分野に係るデザイン思考に関する知見の調査、グローバル連携、異分野人材との連携/融合に関する調査の3つ。
また、ロボットサービスの「サービス設計プログラム」や「教育・人材育成プログラム」を構築し、2017年に開校予定の大阪工業大学梅田キャンパスのロボティクス&デザインセンターの新カリキュラムとしての導入を目指す。