NEDO 生活支援ロボット実用化プロジェクトの成果をもとに、CYBERDYNE は、「HAL 作業支援用(腰タイプ)」および「HAL 介護支援用(腰タイプ)」について、生活支援ロボットの国際安全規格 ISO 13482:2014の認証を日本品質保証機構(JQA)から取得した。

介護支援用装着型ロボットに初の国際安全規格
介護支援用装着型ロボット

これにより、第三者が安全性を確認したこととなり、生活支援ロボットに対する安全性評価が高まり、普及を促す効果があるそうだ。

これらの装着型ロボットは、腰痛を引き起こす原因となる、重量物を持ったときの腰部への負荷を軽減するもので、作業支援及び介護支援を行うことを目的としたもの。作業者および介護者向けの装着型ロボットとしては、世界初の認証取得。

CYBERDYNE は、今回の認証取得をベースに、早期に CE マーキング、および、欧州での事業展開を図るとともに、国内外の作業者および介護者の身体的負担を軽減すべく、さらなる研究開発を進める予定。