ホーム   »   トレンド   »   ヤフーの新オフィスには、社員がいつでも「お昼寝」できるスペースがある

ヤフーの新オフィスには、社員がいつでも「お昼寝」できるスペースがある

人気サイト「いらすとや」の「昼寝」のイラスト

ヤフーが9月に移転を完了する新本社オフィスには、社員がいつでも昼寝できる「仮眠スペース」ができる。

社員が増えたヤフーは、東京本社を港区赤坂から千代田区紀尾井町へ移転する。場所はかつての「赤坂プリンスホテル」いわゆる赤プリの跡地に建つ「東京ガーデンテラス紀尾井町」だ。

ヤフーはオフィスの一新に合わせ、さまざまな新しい取り組みを実施しようとしている。例えば社員同士のコミュニケーションを活発にするため、机を不規則に配置してフリーアドレス制を導入したり、社外の人も利用できるコワーキングスペースを設置したり、さらには低カロリーメニューなどを採り入れた新たな社員食堂もオープンする。

椅子やデスクを不規則に配置してフリーアドレス制に(出典:ヤフー)

社外の人も利用できるコワーキングスペース(出典:ヤフー)

新社員食堂は低カロリーメニューも提供(出典:ヤフー)

仮眠スペースもそうした試みの1つ。頭をすっきりさせ、集中力を上げるために社員が好きな時に利用できる、正式な設備だそう。

人気サイト「いらすとや」の「仮眠」のイラスト

仮眠や昼寝の効用は以前から話題になっているところ。30分では眠りが深くなりすぎるが、10~15分の短い休息は非常に作業成績が高まる、という研究もあれば、20分が最も適切な長さだとか、愛好者のあいだから活発な意見が出ている。

オフィスで眠るといえば、納期の迫るシステム開発の現場で寝袋にくるまる「泊まり込み」のような物悲しいイメージもあるが、今後は先進的な取り組みによってそうした先入観も変わっていくだろうか。
関連キーワード
関連記事
Google ニュースで「インターネットコム」をフォローできます。スマホ、タブレットなどで便利に読めます。 是非フォローをお願いします!