「Yahoo!ネット募金」のコーナー
ピースウィンズ・ジャパンによる募金が始まった

2019年の台風15号が残した被害の大きさから、インターネット上では支援を呼びかける声が出ている。

被害の範囲が大きかった千葉県の危機管理課によると、食料などを送りたいとの相談は多数あるが、9月12日時点では、県内各市町村では受け入れ態勢が十分ではないため、個人での支援物資は受け入れていない。また、現金での支援受け付けは検討しているが、まだ調整中とのこと。


独自に募金の呼びかけを始めた団体もある。国際協力NGO「ピースウィンズ・ジャパン」ではヤフーのネット募金窓口「Yahoo!ネット募金」を利用し「【2019年9月関東上陸】台風15号に伴う被災地支援(ピースウィンズ・ジャパン)」として取り組みを始めた。

寄付金の用途は、2019年の台風15号による被災者支援および復旧・復興支援。調査や物資購入の際に発生した費用ともする。

寄付のうち最大15%は運営費(事務所の管理運営費、調査・提言活動のための費用など)になると断っている。さらに今回の支援が終了した場合、今後のレスキューおよび被災者緊急支援の準備に生かすとのこと。

NGOなどの独自の取り組みを利用するにせよ、自治体の取り組みが進むのを待つにせよ、何らかの窓口を利用して現金を送る方法が主流となりそうだ。