通れた道マップの情報
トヨタの「通れた道マップ」

九州の豪雨で大きな影響が出るなか、トヨタ自動車は該当地域の「通れた道マップ」を公開した。直近1時間までクルマが走行できた実績のある路線を確認できる。

通行実績、 交通規制情報のほかTプローブ交通情報(渋滞・混雑)を表示している。熊本地震などの以前の災害時にも、被災者や支援者の移動のために公開していた。

7月5日に福岡県・大分県に特別警報の発表があったため、このほど表示エリアを変更している。島根県西部、長野県南部、熊本県熊本市付近を選択して表示することも可能。

なお災害地域およびその周辺では、救助活動、支援活動を妨げることのないように配慮し、実際の走行にあたっては必ず現地での規制、誘導に従ってほしいとのこと。

また地図上では通行実績がある道路でも、その後の状況変化や交通規制などにより走れなくなっている場合がある。事前に警察や国土交通省、各国道事務所、道路会社などの道路管理者が提供する情報も確認した方がよいそう。

ところで熊本地震の際は、本田技研工業(ホンダ)も、クルマが走れる道の参考として交通情報サービス「インターナビ」の通行実績データを一般公開。GoogleマップやYahoo!地図と連携して誰でも調べられるようにしていたが、今回その予定はないそう。

【追記 2017/07/06 12:20】ホンダは当初公開予定はないと説明していたが、ヤフーのYahoo!地図では、インターナビの情報をもとに通行実績データの一般公開が開始された。現時点では、どちらでも使いやすい方を無料で試せる。

ホンダのイメージ
Yahoo!地図はホンダのデータをもとに通行実績を公開した

7月5日以降の九州での豪雨は数十年に一度の規模として、気象庁が福岡県と大分県に特別警報を発令している。重大な危険が差し迫った異常事態であり、対象地域にいる人は、可能な限り気象庁や自治体など公的機関の情報を確認のうえ、避難など身を守る行動をとり、また自力で動けない場合は救助要請を出すことが呼びかけられている。

【追記2017/07/06 14:45】気象庁は7月6日14時10分に福岡・大分両県の特別警報を解除した。大雨警報を発令しており引き続き警戒が必要としている。