カミソリが人型ロボットに変形し、洗面所を舞台に戦闘する。ばかばかしいのに、なんだか格好よく見える動画がちょっとした話題になっている。一応、カミソリのブランド「Schick（シック）」のCMだ。
Schickは英国生まれのカミソリブランド。もともとは昔の武器である剣（つるぎ）を作っていたWilkinson Sword（ウィルキンソン・ソード）という企業が立ち上げた。
その系譜なのかどうか、最近出た「Schick Hydro」という新製品を宣伝するための動画は、戦いと勇ましさを基調にした、躍動感あふれる仕上がりになっている。
人間が洗面所をはなれたあと、二つのカミソリがめざめ、ロボットに変形する。一方は従来品、もう一方は新製品。双方はすぐ互いを敵とみなし、はねまわりながら相手を破壊しようとする。
一応、新製品の性能について説明しているが、どちらかといえばロボットが動き回る映像そのものに力が入った内容になっている。
最後の決めぜりふもふくめ、ここまで格好をつける必要があるのだろうかと、ちょっと笑ってしまう。