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カラスのはく製(左)とドローン(右)をもとに カラスのはく製のロボット化とドローンのカラス化を進める、のだそう |
「カラスを騙し対話するドローンを作りたい」。字面を読んだだけで目が点になりそうな題名のセミナーをデジタルハリウッド大学大学院と総合研究大学院大学が開催するそう。
どういう内容かというと、カラスをだまし、対話するドローンを研究開発している人がその取り組みについて話すというものらしい。
登壇するのは総合研究大学院大学の塚原直樹助教授ら。同氏はこれまで、カラスの音声コミュニケーションに関する研究を行い、カラスの鳴き声を使ってカラスを追い払う装置の開発を行ってきたそう。しかし、一定の効果は得られるものの、賢いカラスに対しては、鳴き声だけでは難しいことが分かったという。
そこで、見た目をカラスに近づけ鳴き声を発するドローンや動いて鳴く剥製ロボなどを開発し、それらを使ってカラスをだますことができるのか、挑戦しているのだとか。
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これまでの研究成果 |
セミナーでは、カラスの対話装置の開発や食資源活用といった研究内容、クラウドファンディングによる資金調達計画などを紹介するそう。
ドローンに興味のある人、動物行動学(とくにカラス)に興味のある人、ジビエ料理に興味のある人、クラウドファンディングによる研究資金獲得に興味のある人向けだ。
詳細はデジタルハリウッド大学大学院のWebサイトなどを参照されたい。
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研究者の方々 |