
Swiss-Mileが開発中のロボットのデモンストレーション動画をYouTubeで公開しました。4輪走行、4つ足歩行、そして2足での直立が可能な宅配ロボットです。
宅配便の中継所やレストランなどから配達先まで荷物やフードを運ぶためのロボット。街中では4輪走行モードで22.32km/hの速さで走行します。22.32km/hならバイクやクルマでの方が早いのでは?とも思えますが、このロボットは階段なども走行可能。渋滞なども多い都市部であれば最速のデリバリー方法になりうると、開発元は主張しています。


配達先までの移動では、GPS、LiDARセンサー、カメラを活用し、街中を自律走行して荷物を届けます。

4つ足歩行モードでは、タイヤでの走行ができない障害物のある場所を、動物が歩くようにして乗り越えます。

今回発表された動画でのハイライトは2足での直立。この機能が追加されたことで、宅急便やフードデリバリーで品物を手渡し(?)で受け取ることができるようになりました。宅配の荷物を預ける場合でも、ロボットの背中に置くよりも安心感を得られそうです。最大積載量は50kgで、宅配便などで扱われるほとんどの荷物を運搬できるのだとか。

Swiss-Mileは2022年中に宅配ロボットの販売を開始するとしています。その動きについては、Swiss-Mileが公開した次のYouTube動画で確認してください。