NTT東日本の公衆電話イメージ
NTT東日本の公衆電話

NTT東日本 北海道事業部は、北海道を中心とした地震の発生を受け、道内全域で公衆電話を無料でできるよう開放した。

気象庁によると、9月6日3時7分ごろ、胆振(いぶり)地方中東部を震源とするマグニチュード6.7、震度6強の地震が発生した。大きな影響が出ていることに関して、NTT東日本では公衆電話無料化の実施を進めており、北海道全域で料金なしで利用できるようにしている。


一方、NTT東日本の北海道支店管内の一部エリアで通信サービスが利用ができないなどの影響が出ている。6日8時時点では厚真町、むかわ町、平取町、日高町、新冠町、新ひだか町、浦河町、様似町、えりも町の各一部で、アナログ電話は約2.4万回線、ひかり電話約1万回線、光アクセスサービス約1.5万回線が被害に遭ったとする。フレッツ光を利用した各種サービス(フレッツ・テレビ伝送サービス)も利用できず、NTT東日本の通信サービスを利用した放送サービスにも影響の恐れがあり、そのほか専用線サービスにも影響があるとのこと。

今後の措置状況、復旧見込については時期を未定としている。さらに北海道全域で発生している停電の影響で、ほかのエリアにおいても、ひかり電話を利用できない場合があるとしている。