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ドコモは大ゾーン基地局を稼働

北海道で発生した地震の影響で停電が長引くなか、携帯電話サービスのための「基地局」は電気が足りず、維持が難しくなってきている。NTTドコモは対策として「大ゾーン基地局」を稼働させた。

気象庁によると、9月6日3時7分ごろ、胆振(いぶり)地方中東部を震源とするマグニチュード6.7、震度7の地震が発生。北海道電力では一部発電所が停止し、道内全域で停電が発生した。

ドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの携帯電話3社が道内に置いている基地局の一部は停電の影響で送電がとだえ、搭載したバッテリーで稼働している状態。停電が長引いた場合、バッテリーを使い切った基地局は停止し、その地域では通信がしづらくなる恐れもある。

ドコモは停電の長期化を予想しており、すでに一部の地域でこのままでは携帯電話サービスの維持が困難になると判断し、釧路市内の地域で9月6日16時26分より「大ゾーン基地局」に切り替えた。

これは広域災害、停電時に、人口密集地の通信を確保するため、通常の基地局と比較し、広範囲のエリアをカバーする災害時専用の基地局。通常と比較した際、建物の中で利用しづらい、データ通信のスピードが出にくいなど不便もあるが、多くの人がより長く利用し続けられる。

【追記 2018/9/7 16:55】

ドコモは、釧路市内の復旧が進んだことから、9月7日14時45分に大ゾーン基地局の運用を終了したと明らかにした。