PC 向け Web ブラウザ市場で、Chrome の利用シェアが Firefox に並んだ。首位 Internt Explorer(IE)に次ぐ「2位」の座をめぐる競争は熾烈(しれつ)さを増している。
Net Applications の推計で明らかになった。
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PC 向け Web ブラウザ市場の利用シェア(出典:Net Applications)
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これまで米国 Microsoft の IE に次いで「不動の2位」だった米国
Mozilla の Firefox はシェアをじりじりと減少させており、米国 Google の開発する Chrome との差はわずかになっていた。
3月のシェアは Firefox が17.26%に対し、Chrome が 17.52%と、ほんの少し上回っている。まだ決定的とは言えないが、過去の推移からすると、やがて2位の座は Chrome が固めるのではないかと考えられる。
スマートフォンやタブレットにインターネット利用の中心が移っても、各社が PC 向け Web ブラウザのシェアを維持あるいは強化する意味は大きい。Google のノート PC「Chromebook」、Mozilla が立ち上げた「Firefox OS」などは、いずれもそれぞれのブラウザのブランドにある程度まで依拠して普及を図ることになる。
なお、別の調査会社であるアイルランド
StatCounter の推計では、3月も Chrome が断トツのトップとなっている。