
「WHEELMEN PYTHON WRAPPED BICYCLE」は、銅メッキされた美しいフレームを持つ自転車。フレームはワニ革などで豪華に装飾されている。

銅メッキされた美しいフレームを持つ自転車「WHEELMEN PYTHON WRAPPED BICYCLE」
製造したのは米国企業Williamson Goods。同社は、モノ作りの街であるデトロイトのクラフトマンシップを守り、新たな雇用を創出するために創業された。豪華なスポーツグッズにより、デトロイトでのルネッサンスを目指している。「WHEELMEN PYTHON WRAPPED BICYCLE」は、そんなデトロイトのクラフトマンシップを存分に味わえる自転車だ。

デトロイトのクラフトマンシップを存分に味わえる
フレームはクロモリスティール製。だが美しく銅メッキされ、パイソン革で装飾された。

クロモリスティール製フレームは銅メッキされ
パイソン革で装飾された
パイソン革で装飾された
フォークやラグ、シートポストなども銅メッキされた上、フォークはパイソン革、ハンドルバーはクロコダイル革で装飾されている。

ラグやシートポストなども銅メッキ

ハンドルバーはクロコダイル革で装飾
グリップ力が高いのか?
グリップ力が高いのか?
サドルはBrooks製がベース。これに手を加えたうえで、ヘビ革で装飾されている。

なめらかな質感のヘビ革
アクセサリー類も豪華だ。レトロデザインのフロント&リアライトは、フレームやフォークなどと同様、銅メッキされている。やはり銅メッキされたフロントキャリアラックの上には、これまた銅メッキされたキャニスターを取り付けられる。Williamson Goodsによれば、このキャニスターには、「大人の飲み物」を入れて欲しいそうだ。サドルツールバッグはブラックレザーで制作されている。

大人の飲み物を入れる…ということは、
実用用よりも鑑賞用?
実用用よりも鑑賞用?

サドルツールバッグはブラックレザー
カラーバリエーションは「NAVY/CHROME」「NAVY/COPPER」「TAN/COPPER」の3種。Williamson Goodsは、いずれも細部にまで贅沢な仕上げがなされており、移動手段であると同時に、鑑賞可能なアートでもありうると主張している。

各10台のみの限定生産。価格は3万5,000ドル(約400万円)。

400万円!
日本への配送可否について、Williamson Goodsはインターネットコムの取材に対し次のように回答した。
「もちろん、日本への発送にも対応している。配送費用は750ドル。発注から自転車の完成までには、6か月ほどかかる」
トランプ大統領は日本に米国製のクルマを買って欲しいようだが、それよりも「WHEELMEN PYTHON WRAPPED BICYCLE」を売り込んだ方が良いのではないだろうか?米国車の代わりとなるクルマは、国産車にも多く存在する。だが「WHEELMEN PYTHON WRAPPED BICYCLE」の代わりになる自転車を作るメーカーは、日本国内には存在していない。
