NTT ドコモは、Android スマートフォン「GALAXY Note 3 SC-01F」「GALAXY J SC-02F」「GALAXY S4 SC-04E」(いずれも韓国
Samsung Electronics 製)の OS を Android 4.4(開発コード名「KitKat」)にアップデートする更新ファイルの提供を始めた。
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Android 4.4(KitKat)のイメージ キャラクタ
(出典:Google) |
このアップデートを適用すると OS が Android 4.4 になるほか、さまざまな機能追加、機能改善、バグ修正が施される。
例えば、これまでキャリアメールは従来のサーバー クライアント方式の「sp モード メール」からクラウド型の「
ドコモメール」に変わる。さらに、LTE と無線 LAN(Wi-Fi)を同時接続して高速ダウンロードを行う機能「ハイブリッドダウンロード」、非常時にバッテリ駆動時間を伸ばす機能「緊急時長持ちモード」、スマートフォンから直接印刷する機能「プリンタ連携機能」などが利用可能となる。「ユーザ補助」機能が改善され、
絵文字がリニューアルされる。ただし、GALAXY S4 SC-04E はハイブリッドダウンロードなどの機能追加に対応していない。
また、GALAXY Note 3 SC-01F と GALAXY J SC-02F はワンセグ視聴時のバグ、GALAXY S4 SC-04E は「きせかえコンテンツ」ダウンロードのバグが修正される。
今回のアップデートは自動更新に対応しておらず、3G(FOMA)/LTE(Xi)/無線 LAN(Wi-Fi)を介して端末本体で行うか、Windows パソコン用管理ソフトウェア「Samsung Kies」経由で手動実行する。アップデートには、端末本体で行うと30分強、パソコン経由だと100分強かかる。アップデート後のビルド番号は、GALAXY Note 3 SC-01F が「KOT49H.SC01FOMUFNF6」、GALAXY J SC-02F が「KOT49H.SC02FOMUFNF7」、GALAXY S4 SC-04E がKOT49H.SC04EOMUFNF6」。一度アップデートすると元のバージョンには戻せない。
なお、NTT ドコモは
Android 4.4 へアップデートする予定のスマートフォンを公表している。一方、Android OS の開発元である米国 Google は、
次期モバイル OS「Android L」の開発者向けプレビュー版を公開済み。
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Android L 開発者向けプレビュー版
(出典:Google) |