
世に言う「手作りチョコレート」。あれを見るたびに、「手作りじゃなくて、手溶かしチョコだろ」とひとりごちている男性、いますよね。ギークな人や理系な人には特に多いのではないでしょうか。
「そう思ってても、口に出す男性はもてへんぞ」…というツッコミはさておき、そんなギークであっても手作りと認めてくれ、もしかしたら喜んでくれるかもしれないのがマザーボードケーキ。意外と簡単に作れます。

ギーク向けのバレンタインスイーツにぴったり?
マザーボードケーキを作ったのは、米国ロサンゼルス在住のRosanna Pansinoさん。ゲームやSF、数学、コミックなどが好きという彼女の作るスイーツは、どれもギーキーでナーディーなもの。例えば2015年末には「BB-8ケーキポップ」や「デス・スターケーキ」を公開。スター・ウォーズファンを喜ばせました。


スーパーレーザー砲は装備されていない
そんなPansinoさんが2017年1月17日にYouTubeで公開したのがマザーボードケーキのレシピ。Pansionoさんはこのスイーツのレシピを、基盤がプリントされたスカート(!)を穿いて紹介しています。

マザーボードケーキの作り方は意外と簡単。土台となるスポンジケーキを焼き、その上に緑色のバタークリームを塗って、基盤っぽい雰囲気を作ります。あとはその上に、プラグに見立てたKitKatやCPUに見立てた板チョコを載せ、プリント配線をホイップクリームで描けば完成。材料を集めるのとスポンジケーキを焼くのがちょっと大変そうですが、そこをクリアすれば、後は比較的短時間で作れそうです。

このサイズ、日本のキッチンでは難しいかも?
小さなスポンジを組み合わせた方が良いかもです




プリント配線をホイップクリームで描けば

これなら、ギークも手作りと認めざるを得ないでしょう。なにしろスポンジケーキを焼くところからスタートしてますから。
マザーボードケーキを作ってみたいという方は、Pansinoさんが公開している次の動画を参考にしてみてください。
Rosanna Pansinoさんはギークなレシピが詰まったクッキングブック「Nerdy Nummies(オタクでおいしい)」を出版しています。日本だと、Amazon.co.jpで購入可能。洋書なので値段はちょっと高めですが、Kindle版なら1,128円と手ごろな価格で入手できます。

