GoogleのFamily Link

保護者が離れたところから、子供(こども)のAndroidスマートフォン、タブレットを見守れるアプリケーション「Family Link」をGoogleが発表した。米国で招待制として始まり、利用申し込みを受け付け中だ。

Family Linkを導入すると、子供がスマートフォンなどを使うための専用「Googleアカウント」を新たに作成でき、「Google Play」からどんなアプリをダウンロードしてよいか、いけないかを、保護者のスマートフォンから遠隔操作で設定できるようになる。

さらに子供が毎週、毎月、どれくらいの時間をお気に入りのアプリに費やしているのかをレポートとして受け取り、日々の利用時間に制限をかけられる。これに加え子供が外で遊んだり、勉強したり、眠ったりすべき時間帯にはスマートフォンが動作しないよう「就寝時間(Bedtime)」を決めることも可能だ。

ベッドタイム設定

もちろん子供のスマートフォンが今どこにあるのかも追跡できる。

なお、Family Linkに登録できるアカウントは当面5つまで。子供がスマートフォンをどのように使うかについてルールを作る機能があるが、大人のためのアプリを安全にする機能はないとGoogleは断っている。どんなアプリに触れてもよいかを考えるのは保護者の責任だとしている。また当然ながら子供のスマートフォンが外部と通信できない状態になると、現在位置の把握は困難になるとしている。

さらに子供は13歳になると自分の意志でFamily Linkの管理から抜け出す権利を持つ。

ところでFamily Linkは保護者と子供のスマートフォン両方に導入する必要があるが、対応環境には制限がある。子供側はAndroid 7.0 Nougat(ヌガー)以上が動く各機種か、またはAndroid 6.1 Marshmallowを搭載した一握りの機種。保護者側はAndroid 4.4 KitKat以上の機種であればよいそう。

iPhone、iPadにはまったく未対応のもよう。もっとも、これらのApple製品はもともと標準搭載の子供向け機能制限(ペアレンタルコントロール)が充実しているので、特に不自由はないかもしれない。