ドコモの学割イメージ
ドコモの学割、条件などがほか2社と異なる

NTTドコモは、新たな学割「ドコモの学割」を発表した。1年間は携帯電話料金が月1,500円まで抑えられる。

すでにau、ソフトバンクが学割を発表しており、2社の発表内容では適用条件などが似通っていたが、ドコモはやや違った路線となる。


ドコモの学割は、5月末までに「Xi」に契約し、料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」の基本プランと「パケットパック」に新たに申し込むと、1年間毎月の基本使用料が1,000円割引になる。既存の「U25応援割」と組み合わせると、割引額は最大1,500円。

ドコモの学割一覧表
ドコモの学割

これにより、例えば1人が契約したプランのデータ通信量を家族で分け合う「シェアパック」の子回線を使うのであれば、スマートフォンを1年間、月額1,500円から利用できるようになる。

また25歳以下のXiを契約しており、すでに料金プランとしてカケホーダイ&パケあえるの基本プランを利用している人も、パケットパック「ウルトラシェアパック50/100」「ウルトラデータL/LLパック」のを利用すると、各種の買い物などに充てられる「dポイント」を1年間毎月1,000ポイント受け取れる。

auやソフトバンクと異なり、家族の新規契約や光回線契約、端末購入を条件としていないのが特徴だ。

なおドコモの学割対象の人は1月20日以降、「dTV」「dマガジン」「dヒッツ powered by レコチョク」「dアニメストア」「おすすめパック」のいずれか好みのサービスを新たに契約すると、dポイントを7月利用分まで毎月500ポイント受け取れる。3月からはdポイント加盟店の商品が無料でもらえるキャンペーンもある。

なお「カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ)」の場合は、U25応援割の基本使用料の毎月500円割引が適用にならないが、データ通信量は1GB増える。

ちなみに過去の学割では携帯電話会社同士の競争が激しく、互いのキャンペーンを見ては後出しで内容を改定しあう傾向があったが、1月17日午後の時点ではau、ソフトバンクは適用条件などをドコモに近づけるような発表はない。