iPhoneシリーズの製品写真

今春からソフトバンクのiPhoneを持っている人は、月々の負担をもっと抑えられるかもしれない。いわゆる「格安携帯(格安SIM)」が手軽に導入できるようになるからだ。

最近さまざまな企業が、NTTドコモの携帯電話回線を使って低料金でiPhoneやAndroidスマートフォンが利用できる格安携帯を展開している。あまり手厚いサポートは受けられないが、費用を少しでもおさえたい人が導入している。


もとになっているのはドコモの回線なので、ドコモから格安携帯に乗り換えた場合は、手持ちのiPhoneなどを継続して使えることが多い。一方KDDI(au)やソフトバンクで契約した機種では難しい。

ところが格安携帯を展開する企業の1社、日本通信がソフトバンクと「相互接続」という取り組みに合意した。3月22日からソフトバンクの回線を使った格安携帯を始める方針。ソフトバンクで契約したiPhoneやiPadをそのまま利用できる見込みだ。

さらに今後もっと多くの企業がソフトバンクの回線を使ってさまざまな種類の格安携帯を始めるだろうと、日本通信は予想している。