3月11日は東日本大震災が起きた日でもあり、昨日今日と震災関連の話題が多い。

NTT ドコモでは、気象庁が配信する緊急地震速報と津波警報などの災害情報を、外国人などにもわかりやすく伝えようと、多言語対応の緊急速報「エリアメール」試作アプリを開発した。

このアプリでは、緊急地震速報と津波警報の受信メッセージと音声ガイダンスが、5か国語(英語・中国語・韓国語・スペイン語・ポルトガル語)に対応した。なお、受信メッセージを作成するにあたって、気象庁の協力を得た。

アプリ開発は、総合科学技術・イノベーション会議における戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の課題のひとつである、「レジリエントな防災・減災機能の強化」の研究開発計画として、取り組まれた。

ドコモは、3月14日から開催される国連防災世界会議の総務省ブース(仙台国際センター)に、このアプリを出展する。

日本語のわからない外国人にも災害情報を、ドコモが5か国語対応の緊急速報「エリアメール」の試作アプリを開発
受信メッセージのイメージ
英語設定(緊急地震速報を受信時)