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ご飯のあと、店員を呼ばずテーブル会計ができる「Pay@Table」―ブロックチェーン応用


食事が終わったあとなどに店員を呼ばなくても、スマートフォンなどでテーブル会計ができる仕組み「Pay@Table」。実現のための設計図とも言えるソースコードを、GMOインターネットが公開した。仮想通貨を支えるブロックチェーンの技術を応用する。

GMOインターネットはブロックチェーンを応用した技術を、誰でも使えるオープンソースとして公開する取り組み「GMOブロックチェーン オープンソース提供プロジェクト(GMOブロックチェーンOSS)」を進めており、今回はその第6弾。

飲食店などでの支払いの際、客が伝票に印字してあるQRコードをスマートフォンなどで読み取り、表示金額を確認してすぐ支払いを済ませられる。店舗は客から伝票を受け取って、QRコードを読み取るだけで支払いが済んだか確認でき、会計時にテーブルとレジを往復する手間が省ける。


仮想通貨の基盤の1つ「Ethereum(イーサリアム)」の標準仕様「ERC20」に準拠しており、ERC20に基づいて発行した通貨、トークンであれば決済手段として取り扱い可能。ただし日本円などによる代払い機能もあり、客や店舗はつどトークンなどで支払いする必要はない。

GMOインターネットはグループ会社のGMOメイクショップと協力し、地域通貨でこの仕組みを利用できるよう準備している。地方の自治体や銀行などが通貨を発行、運用し、実店舗やショッピングサイトでの支払いを可能にする。
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