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KDDI 「LTE 国際ローミング」利用地域例 |
3G の5倍以上の速度でデータ通信が可能な LTE での利用範囲が広がることで、動画共有サイトへのアクセスや大容量の画像の投稿などを行う、旅行者や出張者などの利便性が一段と高まる。
KDDI の LTE による国際ローミングは、従来のローミングサービスと同様の方法で利用できる。また、LTE 通信料についても現在、161の国と地域で適用される「海外ダブル定額」の対象となる。
各社とも、海外での LTE 利用地域の拡充を加速している。KDDI は2013年9月に韓国/香港/シンガポールで LTE の国際ローミングを始めて以来、今回の2か国を含めて14か国/地域でサービスが利用できるまでになった。2013年11月にはアメリカ、2014年1月にはフランス、3月にはスイス、そして今回新たにカナダ、スペインが加わった形だ。
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KDDI 「LTE国際ローミング」提供エリア一覧 |
KDDI と同時期にサービスを始めたソフトバンクモバイルは10か国/地域で、NTT ドコモは米国など8か国/地域で LTE ローミングサービスを提供している。今後、各社の利用地域がより一層拡大していくことが予測される。