
往年のゲーム機「ファミリーコンピュータ(ファミコン)」。2016年に復刻版が発売となって以来何かと話題。最近は、ゲーム画面を大きく映し出せるモバイルプロジェクターを組み合わせた使い方が注目の的になっている。
復刻版ファミコン「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」はうわべこそ昔の製品によく似ているがひとまわり小さく、HDMIケーブルを使って映像機器と接続し、大画面で遊べるなど21世紀にふさわしい作りになっている。
古風な外見と今風の中身という組み合わせが受けてか、すでに有志が初期化したうえで自前のLinuxを入れて動かしてみるなど、ギーク(技術好き)のあいだでマスコットのような扱いになっている。
そうした人気に乗って、復刻版ファミコンの上にモバイルプロジェクターを載せて遊んでいるようすが、Twitterで拡散している。投稿したのはASUSTeK Computer(ASUS)だ。
【プロジェクターの使い方】
— ASUSROGJP (@ASUSROGJP) 2017年2月2日
手のひらサイズでモバイルバッテリーにもなるプロジェクター「ZenBeam E1」なら、任天堂さんのニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータをどこでも大画面で楽しむことができます??
さぁ、今夜はどこでプレイする? pic.twitter.com/DEknRAYloK
2月10日発売予定の「ASUS ZenBeam E1」の宣伝らしい。110×83×29mmの手のひらサイズで、重さが約307gと持ち運びがしやすい製品。HDMIケーブルがつながるのはもちろん、6,000mAhのバッテリーを内蔵し、USBケーブルで接続したスマートフォンなどの外部電源としても利用できる。

ASUSでは両製品の相性の良さをTwitterで次のように宣伝している。
「手のひらサイズでモバイルバッテリーにもなるプロジェクター「ZenBeam E1」なら、任天堂さんのニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータをどこでも大画面で楽しむことができます さぁ、今夜はどこでプレイする?」
_人人人人人人人人人人人_
— ASUSROGJP (@ASUSROGJP) 2017年2月2日
> パイルダー・オン! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄ pic.twitter.com/ptdSEzEoSe
バルス!!
— ASUSROGJP (@ASUSROGJP) 2017年2月2日
目が、目がぁ! pic.twitter.com/vb2NxCcwHY
付属のケーブルは一般的な長さなので、綺麗にまとめたい方はショートケーブルを別途ご用意くださいませ?? pic.twitter.com/PnSFy7K36G
— ASUSROGJP (@ASUSROGJP) 2017年2月2日
なるほど復刻版ファミコンとバッテリー内蔵モバイルプロジェクターを持ち歩けば、電源やディスプレイなどが用意できない場所でも気軽にゲームが遊べるという訳だ。
しかしゲーム機本体の上に別の機器が載っているようすは、往年の「ディスクシステム」を連想して、なんだか笑ってしまう。

なお復刻版ファミコンが希望小売価格5,980円(税別)なのに対し、ZenBeam E1はオープン価格だが店頭実勢は3万6,000円前後。