手のひらサイズのスーパーファミコン
(出典:任天堂公式Twitter)

任天堂の復刻版ゲーム機「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」は9月16日から予約を開始し、10月5日に発売予定。また同じく復刻版である「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」は2018年に生産を再開する。販売開始時期は明らかにしていない。



ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンは、1990年に発売した往年の人気ゲーム機「スーパーファミコン」を手のひらサイズにして復刻。当時の本体を模したデザインで、付属する2個のコントローラーはサイズもボタンの配置も以前と同じ。昔と変わらない操作性で楽しめる。


PCなどに電源供給用USBケーブルで接続し、HDMIケーブルでテレビやディスプレイにつないで利用する。かつて登場したさまざまなゲームから21種類を選んで収録しており、従来のスーパーファミコン用カセットを差し込んで遊んだり、ダウンロードなどでタイトルを追加したりはできない。それでも前評判はすごぶる高い。

任天堂が1983年に世に送り出したゲーム機「ファミリーコンピュータ(ファミコン)」を手のひらサイズで復刻した「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」が、満足度の高い仕上がりだった背景もある。そちらは2016年に発売し、楽しい思い出に惹かれた多くのファンが購入した。

手のひらサイズのファミコン
(出典:任天堂の公式Twitter)

なお内部に基本システム(OS)としてLinuxを搭載していることもあって、電子工作好きやオープンソース好きのためのおもちゃとしても偏愛を受けた。同様にニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンがどんな仕様になっているか、調べたくてもううずうずしている技術好き(ギーク)もいる。