MMD 研究所の調査によると、「光セット割」の認知度は82.3%もあるが、うち65.5%のユーザーが「サービス内容をよく理解していない」ことが判明した。

MMD 研究所では、16歳以上のスマートフォンユーザー男女2,220人を対象に、「光セット割に関する実態調査」を行った。

2,220人全員に、「光セット割」を知っているか質問したところ、「いくつかサービス名を知っており、詳しく説明ができる」が16.8%、「いくつかサービス名は知っているが、あまり説明はできない」が37.5%、「いくつかサービス名は知っているが、内容は知らない」は28.0%となった。合計すると「光セット割」の認知度は全体の82.3%にもなるが、光セット割の名前は知っているが、サービス内容をよくわかっていないユーザーは65.5%いることがわかった。

「光セット割」は、スマートフォン、ケータイ、4G LTE タブレットなどのデータ定額サービスと、光固定通信サービスを組み合わせて、通信料金を値引きするもの。「auスマートバリュー」、「スマート値引き」(ソフトバンク)、「ドコモ光パック」などがある。

しかし、いずれも条件やさまざまなサービスが絡んでいて、「光セット割」でどのくらい安くなるのか、すぐには理解できない。

「光セット割」、認知度は高いがサービス内容をよく理解していない
「光セット割」の認知度