満員電車のイメージ

首都圏に住み都内に電車通勤をしている会社員は、すでに3割が混雑を避けるため「時間差通勤」をしている。しかしその過半数はけっきょく、満員電車に乗るはめになっている。こんな調査結果が明らかになった。

不動産情報サービスのアットホームが「“満員電車と住まいの関係”調査」と題し8月25、27日、条件にあてはまる男女618人を対象にアンケートを実施した。それによると通勤電車の混雑が嫌で時差通勤を導入、実践している人は全体の29%を占める。

調査結果イメージ
通勤電車の混雑が嫌で時差通勤をしていますか?(出典:アットホーム)

しかし時間差通勤をしている人でも、現在の通勤電車が「満員電車」だという声が、実に57%にのぼった。今後新たに時間差通勤を始める人は、せっかくラッシュを避けたつもりでも、別のラッシュに巻き込まれる恐れがあることを覚悟する必要がある。ただ一方で時差通勤をしていない人では、現在の通勤電車が満員電車という声が71.5%とさらに多いことも注目だ。

調査結果イメージ
(出典:アットホーム)

また通勤電車の居心地について100点満点で尋ねたところ、時差通勤をしている人では平均56.8点、していない人では49.9点だった。時間差通勤をしてもしなくても過半数の人は満員電車に乗るとはいえ、乗り心地には多少の差異が見られる。

調査結果イメージ
(出典:アットホーム)

なお、時間差通勤以外の混雑対策として、全体の84.5%は「在宅勤務」の普及が役立つと考えている。また鉄道各社が導入を進める、追加料金を払って確実に座って通勤ができる電車、いわゆる「座れる通勤電車」の認知度は64.6%、利用意向は4人に1人(24.4%)だった。