仮想通貨(あるいは暗号通貨)「ビットコイン(BTC:Bitcoin)」をスマートフォンで管理し、送金や受け取りができるサービス「
zaif」のベータ版が公開となった。堀江貴文氏が技術アドバイザーを務める
テックビューロ・ラボが開発した。先着順でユーザーを募集しており、予約すると順次メールでアカウント発行の通知を受け取れる。
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zaif ロゴ(出典:Twitter 公式アカウント) |
ビットコイン最大の取引所だった Mt.Gox が破産した後、この「通貨」に対する風当たりは
きつかったが、将来の可能性に注目する企業は未だ多い。国内でも店頭でビットコインを売買できる「
ATM」から、ビットコインを支払ってデジタル同人誌を購入できる
サービスまで、新しい取り組みは続々と登場している。
zaif もそうした動きの1つ。ビットコインのアカウントを開設し、スマートフォンからほかのアカウントへ同通貨を送金したり、逆に受け取ったりすることが可能。
今後はビットコインの送金や受け取りだけでなく、同通貨の売買などの取引機能なども加わる見通し。またテックビューロ・ラボが特許を管理している代金引換による電子決済の仕組み「codes」を生かし、自宅でビットコインが購入できる仕組みも検討中とか。