楽天モバイルのイメージ

楽天は12月14日、携帯電話キャリア事業への新規参入を目指すと決定し、正式発表した。

第4世代携帯電話システム(4G)用の電波周波数である1.7GHz帯と3.4GHz帯の割り当てを受けられるよう、総務省に申請する考え。

参入を決めた背景として、家計に占める通信費の割合が年々増える一方、既存の携帯電話キャリアは「協調的寡占」の色彩が強いと指摘が出ており、公正な競争のための検討を政府が進めていることがある。また携帯電話の通信量が増えているので、新たな周波数の割り当ても必要になっている。

楽天は参入に成功した場合、インターネット通販やポイントサービス「楽天スーパーポイント」、それに以前からNTTドコモの回線を借りて手掛けるMVNO、いわゆる格安携帯電話「楽天モバイル」のノウハウなどを組み合わせる考え。安く利用しやすい携帯電話料金を設定するとしている。

携帯電話キャリア事業は新会社を通じて、2019年中にも始める考え。利用者は1,500万人以上を獲得する目算。

また基地局など設備をととのえる資金として、2019年時点で約2,000億円、2025年までに最大6,000億円を用意する。銀行からの借入などを計画している。