腕時計のイメージ

アナログ腕時計にITを組み込んだ新ブランド「TRUME(トゥルーム)」をエプソンが発表した。「1stモデル」を9月28日より順次販売開始予定。

特徴は時計の「針」でGPSによる現在位置、気圧、高度、方位などを表示できる点。また外部機器「エクスパンデッドセンサー」とBluetoothで連携させれば温度、紫外線、歩数、消費カロリーなども計測し、やはり針で数値を指し示す。

エクスパンデッドセンサー
右がエクスパンデッドセンサー

リング状のアンテナを文字盤より上に配置。エプソン独自の「SATELLITE LINK(サテライトリンク)」システムによってGPS衛星からの電波を受信する。国産の準天頂衛星システム「みちびき(初号機)」にも対応し、受信感度は世界最高水準をうたっている。現在位置のタイムゾーンを自動で特定し、正確な時刻合わせをする。

文字板裏側のソーラーパネルで光を受けて発電する「LIGHT CHARGE(ライトチャージ)」技術も採用する。室内光の明るさでも十分に、3日以上光が当たらないと針の動きを一時的に止めるほか、明るさを感知して室内外どちらの環境にいるかを識別して屋内ではGPS電波の受信をさせるなど、きめ細かい省電力制御を行う。

デザイン面では時分針に部分的な抜き加工処理やダイヤカット加工、蓄光塗布「ルミナスライト」により優れた視認性を実現した。コンパス表示では、赤いセンサー針が方位磁針のように揺らぎながら北を指すという遊び心もある。

12時位置と6時位置に配した「アーマーオーナメント」はケースとは別体で製造している。戦国武将の強さや心意気を示す鎧から着想を得ているという。チタン製ベルトは、ヘアライン処理を施した本体の中央に鏡面研磨の別パーツを一体化させている。

希望小売価格は24万~28万円(税別)。