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ソニーがSUVタイプの電気自動車「VISION-S 02」をCES2022で発表 「VISION-S」とプラットフォームを共有しつつ3列シートを実現


ソニーが「VISION-S 02」の試作車をCES2022で公開した。2020年にCES2020で発表した「VISION-S」とプラットフォームを共有しつつ、3列7人乗りを実現したSUVモデルだ。

ソニーがSUVタイプの電気自動車「VISION-S 02」をCES2022で発表

2020年に公開された「VISION-S」は従来のクルマとは異なる、ソニーによる新しいビジョンをカタチにしたプロトタイプ。クルマを「移動のための空間」から、「エンターテインメントを楽しむための空間」に再定義していた。

画像左が今回公開された「VISION-S 02」で
右が2020年に発表された「VISION-S」

もう少し具体的に説明すると、ソニーは世界中のアーティストによる楽曲や映画など、多くのエンターテインメントソフトを所有している。「VISION-S」ではクルマの車内でこれらのソフトを入手して楽しむことが可能だ。これにより、「VISION-S」は移動のためだけではなく、音楽を聴きたいから、映画を観たいから乗るという、そんなクルマに再定義されていた。

クルマを 音の良さや音楽の入手しやすさなどで選ぶ

一方で、クルマとしての基本性能も忘れていない。搭載されたパワーユニットは271PS(200kW)モーターx2(フロント&リア)。モーターならではのトルクフルな出足により0-100km/h加速は4.8秒を、最高速度は240km/hを達成していた。

0-100km/h加速は4.8秒を達成

今回発表された「VISION-S 02」では前述の通り7人乗りを実現しているので、家族や友だちなど、多くの人と一緒に移動しながらエンタテインメント体験が可能だ。

今回発表された「VISION-S 02」
最大7人でエンタテインメントを楽しめる

また、遠くまで出かけたくなるSUVならではのエクステリアとインテリアで、日常を離れた場所でエンタテインメントを楽しむことも。

SUVでしか行けない場所で
エンターテインメントを楽しむ

クルマとしての性能では0-100km/h加速は明らかにされていないが、最高速度は180km/h以上とされている。

速さよりもSUVならではの広さやユーティリティを重視

CES2022は2022年1月5日から8日まで、米国ラスベガスのラスベガスコンベンションセンターで開催される。
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