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折り畳み電動バイク「P1F」―中国のデザイン、侮れじ


「P1F」は、折り畳み電動バイク。中国深センに本拠を置くINMOTION TECHNOLOGIESが開発した。

同社が得意とするライトマイル向けの電動ビークル。自宅やオフィスから駅までの間を走るための乗り物だ。


同様な目的で開発された電動バイクはいまや数えきれないほど存在する。そんな中で「P1F」の特徴は、中国製としてはデザインがかなりこなれてきた、という点にあるといえるだろう。


先日、電動バイクを製造する米国のあるスタートアップ企業の人から、「いまは、中国にこそアメリカンドリームがある」という話を聞いた。中国の都市部では電動バイクが良く売れるだけでなく、中国製バイクにはデザインがいまひとつのものが多い。一方で、中国の若い人にはデザインにこだわりを持つ人が増えているので、そこに良いデザインの電動バイクを持ち込めば、比較的簡単に競争に勝てるというのだ。

だが「P1F」を見ていると、中国製バイクのデザインも、もはや侮れないのではないかと思えてくる。


仕様に目をやれば、37V 8.7Ahのバッテリーを搭載。一回の充電に必要な時間は5~6時間で、フル充電で35~40キロの走行が可能だ。この航続可能距離を見ても、「P1F」がラストマイル向けの乗り物であることがわかる。折り畳み時のサイズは900x650x200ミリで重さは約14キロとなっている。


日本での「P1F」の販売についてEメールで問い合わせたが、本稿執筆時までに回答を得ることはできなかった。

折り畳み電動バイクは、日本でもそれなりに人気がある。「P1F」も発売されれば需要はあると思われる。日本の代理店が輸入し、日本仕様にして販売してくれないだろうか?

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