スポークやハブがない折り畳み電動バイク「Ujet」

「Ujet」はスポークやハブがない折り畳み電動バイク「Ujet」。ルクセンブルグに本拠を置くUjetが開発した。

スポークやハブのない折り畳み電動バイク「Ujet」
スポークやハブがない折り畳み電動バイク「Ujet」

都市部の渋滞や駐車場/駐輪場不足の解消を目指してデザインされた製品。折り畳むとコンパクトになるだけでなく、転がして持ち運びしやすい構造。このため、自宅の部屋やオフィス内に収納しておきやすい。

スポークやハブがない折り畳み電動バイク「Ujet」
折り畳むと、ダンスを踊っているよう?

“彫刻的”で“左右非対称”なデザインも「Ujet」の特徴。乗り物というよりは家具に近いそのデザインは部屋のインテリアと調和し、室内保管をしていても違和感がないという。

だがなんといっても「Ujet」の最大の特徴はスポークやハブがないホイール。Ujetによれば動力を伝えるチェーンやそれを受けて地面に伝えるスポークやハブなどは、従来のガソリンバイクでは重要な役割を果たしていたが、電動バイクの世界ではそれほど重要な要素ではないという。「Ujet」では、動力源となるモーターはホイール内に組み込まれており、チェーンなどを介さず、直接ホイールを回転させるシステム。このシンプルな構造がスポークやハブ、チェーンなどを排し、49キロという軽量ボディの実現に貢献した。

スポークやハブがない折り畳み電動バイク「Ujet」
「走行中に、ホイールに手を突っ込める」そうです

「Ujet」の最高速度は時速45キロ。バッテリーは2種類あり、標準タイプでの航続距離は約70キロで、大容量タイプでは約150キロとなっている。モーターには回生機能が組み込まれており、下り坂などで充電が可能だ。

興味深いのはバッテリー。シートに組み込まれているのだが、そのシートごと取り外して、キャリーケースのようにコロコロと運ぶことができるのだ。このシステムは日本では人気がでるのではないだろうか?アパートやマンションの駐輪場に「Ujet」の本体を置き、バッテリーだけを部屋に持ち込んで充電できるためだ。

スポークやハブがない折り畳み電動バイク「Ujet」
このデザインなら、エレベーターに持ち込んでも
白い目で見られない?

メーター周りは従来の乗り物には見られないタイプ。スマートフォンと連携する電動バイクは多いが、「Ujet」は、Wi-Fi、スピーカー、HDカメラ、GPS、ソーシャルメディアなどへのアクセスといった、スマートフォンと同様の機能を持っている。これら機能の一部はハンドルスイッチでもコントロール可能だ。

スポークやハブがない折り畳み電動バイク「Ujet」
タッチパネル操作より、安全性の高いハンドルスイッチ操作を採用(一部機能)

では「Ujet」は日本で販売されるだろうか?Ujetの国際PR&イベントマネージャであるMargot Wesolowska氏に尋ねたところ、同社は2018年下半期に日本市場への参入を検討しているとの回答を得た。日本での価格は不明。だが米国では標準タイプのバッテリーを搭載したバージョンが8,900ドル、大容量タイプが9,900ドル程度となる見込みとのことだった。

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