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伝説のスニーカー「エアマックス」発売から30年―先端技術採用の新モデルも発売


Nike(ナイキ)の高性能スニーカー「Air Max(エアマックス)」。20世紀末に青春を過ごした人々には忘れられない名前だ。30年を経てなお、新技術を採用した後継モデルが登場している。

1987年に登場したエアマックスは、当時のスニーカー人気の高まりを受け、若い世代の支持を集めた。人気の過熱から、履いている人を襲って奪う「エアマックス狩り」などの言葉がニュースをにぎあわせたのもなつかしい。

特徴は外から見えるエアクッション。当初ひとめでほかと違いの分かるデザインから、垂涎の的となり、ナイキの看板スニーカーブランドとして幾多のモデルが登場してきた。30年目となる2017年に、新技術を採用して開発した「Air Max Vapor(エア ヴェイパーマックス)」もその1つ。


主にエアを改良し、単独でアウトソールとして使えるようにした。従来はエアを保護するためにゴムの層で覆う必要だったが、今回は一体化に成功。また以前は構造を保つために屈曲性のない部分を設けなければならなかったが、新モデルは柔軟性を維持したまま、より多くのエアを足裏に直接配置できるようにしている。


結果として従来のフォームのミッドソールが不要となり、形状は大きく変わった。さらにフォームの重量と体積を削減した分、ミッドソールは構造を崩せず屈曲性と弾力性が向上し、軽量化、小型化も果たした。

これに加えフライニットアッパーをエアユニットの上に直接配置し、「枕のような」柔らかい感覚と、より優れた反発力が得られるようになったという。


3月26日から直販サイトと一部の販売店で発売予定。希望小売価格は2万1,600円。
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