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AIがネット小説を読んで分析、作者にアドバイス―ソフトバンクグループが開始

AI技術を応用して作者にアドバイス

人工知能(AI)技術を応用してインターネット小説を分析し、作者によりよい書き方を助言する取り組みが始まった。ソフトバンクグループで出版事業を手掛けるツギクルが発表した。

ツギクルは、いわゆるネット小説サイトを運営し、投稿作品の人気度などに応じて商品化している。誰でも自分の作品を登録すると、アクセス数などの人気指標がランキングを見られる。

AI技術を応用した新たな取り組みでは、ツギクルの投稿作品を自動分析し、およそ2日ほど経ってから作者にそのレポートを送る。内容は、ツギクルのテキスト解析エンジンが事前に学習したデータをもとにした、作品に対する総評、カテゴリーとの相性、構成要素、文章の読みやすさ、文章の傾向、文章の構造、相性のよい作品に関する分析などを含む。

小説の構成要素なども可視化

文章の読みやすさなども

第1弾と「ファンタジーブレイン」と呼ぶファンタジージャンルの小説のビッグデータを基軸として、作品の傾向や特徴を分析する。その後ほかのジャンルにおいても順次対応していくそう。
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