将棋のイメージ画像

1月5日の閣議で、囲碁の井山裕太七冠と将棋の羽生善治永世七冠の国民栄誉賞受賞が決定した。日本棋院と日本将棋連盟がそれぞれ公式サイトに声明を出している。

日本棋院では井山七冠のコメントに加え、團宏明日本棋院理事長、師匠である石井邦生九段、日本棋院顧問の大竹英雄名誉碁聖の祝辞を紹介している。

また日本将棋連盟では羽生永世七冠のコメントに加え、佐藤康光日本将棋連盟会長、森内俊之専務理事、谷川浩司九段、藤井聡太四段による祝辞を掲載している。

2017年は囲碁で人類最強と目されていた中国の柯潔(コジェ)氏、将棋の佐藤天彦名人がいずれも公式戦でコンピューターシステムに敗北し、いよいよチェスに続き東アジアの盤面競技でも機械の優位が鮮明になった年でもあった。

特に人工知能(AI)の実現に有望な深層学習などの技術が、世間を圧倒する勢いで進歩を見せつけ、囲碁や将棋における人間の棋士が持つ意味合いも変わるかに思えたが、その後もファンの支持は衰えていない。さらにまた2018年になりそれぞれの傑出した打ち手、指し手をたたえるように国民栄誉賞の授与が決まったことは印象深い。