ホーム
»
サイエンス
»
X線天文衛星「ひとみ」、運用断念―異常な回転で太陽電池パドルが分離
X線天文衛星「ひとみ」、運用断念―異常な回転で太陽電池パドルが分離
インターネットコム編集部
2018/12/20 14:48
異常が発生した宇宙観測衛星「ひとみ」について、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は機能を回復することは期待できないとして、運用を断念した。残念な結果だ。
JAXAの推定によると、ひとみは3月に姿勢を変更したあと、回転していると誤って判断し、それを止めようとした結果、かえって異常な回転状態になり、宇宙で活動するために必要な電力を確保する「太陽電池パドル」が分離してしまった。
またこれまで、異常が発生したあとにひとみから発信していたと考えていた電波は別の衛星からのものだったという。
おすすめの関連記事
通信とだえた衛星「ひとみ」―Twitterでは空を見上げて確かめようと呼びかけ
10
サイエンス
日本最大の科学衛星、打ち上げ成功―ブラックホールを観測する宇宙の「ひとみ」に
143
サイエンス
Adobe、AIを駆使して映像を生成可能にする新技術をPremiere Proに今年後半に統合予定
0
トレンド
次世代四足歩行ロボット「ANYmal」、建設業界や物流業界で活躍?多彩な地形を自在に駆け抜ける技術の進化
0
サイエンス
NTTなど電力いらずのアシストスーツ「DARWING Hakobelude Leggers MODEL」人工筋肉を手動ポンプで調整
37
サイエンス
Microsoft ブラウザ「Edge」と検索エンジン「Bing」に ChatGPTより強力なAI搭載 最新の情報も反映
48
トレンド
雪でドリンクを冷たく保つカップホルダー「Never Meltin’ Mitten」 雪を掬いやすい構造と手を暖かく保つグローブ
75
ガジェット
水素自転車「Alpha」が第二世代「Alpha Neo」に進化! アシスト可能距離を150kmに延ばして登場
53
サイエンス
パンク修理はボールを交換するだけ? ウクライナのThe Qがテニスボール製自転車用タイヤを製作
326
サイエンス
デンキウナギの放電に反応してツリーを点灯 テーマ水槽「デンキウナギでクリスマスツリー点灯!?」
8
ライフスタイル
100%太陽光で走る電動バイク! 「ソーラーパネル+ポータブル電源+電動バイク」による「BeBeePROJECT」10月28日始動
5
サイエンス
ソファ型電動モビリティの試作機「poimo(ポイモ)」公開 コントローラはやわらかいクッション型
25
ライフスタイル
関連キーワード
ひとみ
断念
運用
関連記事
空気から水を取り出せる&ソーラーパネルで発電できる オフグリッドでミニマルデザインなキャンピングトレーラーBluOasis「BluMobile」
47
ライフスタイル
“充電がほぼ不要な電アシ”で知られるVELLOが世界最軽量を謳う9.9kgの折り畳み電動アシスト自転車を開発
52
サイエンス
全面ソーラーパネルの「Sion」量産デザインをSono Motorsが公開 単なるEVではなく「SEV」
7
サイエンス
ペダルを漕いで発電して走るフロント2輪の電動バイク「Mean Lean Machine」 Arcimotoが最新プロトタイプを発表
45
サイエンス
倍率1,600倍 9インチの大型ディスプレイで対象物を観察できるデジタル顕微鏡「B1600」
27
ガジェット
Google ニュースで「インターネットコム」をフォローできます。スマホ、タブレットなどで便利に読めます。 是非フォローをお願いします!