モジラジャパンのイメージ

Webブラウザー「Firefox」を手掛ける米国Mozilla Foundationの日本公式支部、Mozilla Japanはその立場を離れると発表した。組織名をWebDINO Japanに変更する。

Mozilla Japan は、2004年に米国Mozilla Foundationの公式支部として発足。日本の独立した非営利法人として、Firefoxなどの普及と、誰でも開発に参加できる「オープンソース」の啓発やWeb標準技術の推進、関連するコミュニティの支援などを手掛けて来た。こうした支部があるのは目下日本のみという。

一方、米国のMozilla Foundationは2005年、世界でFirefoxの普及を手掛ける別の組織Mozilla Corporationを設立している。最近Mozilla Corporationは、Mozilla Japanが外部の組織であることを明確にするよう求めた。

Mozilla Japanは受け入れ、組織名の変更といった措置を決めた。7月3日からWebDINO Japanとして活動を始める予定。別途、新たなMozilla Foundationの日本支部が立ち上がる予定はないそう。

ただしFirefoxなどを使っている人にとって大きな影響はないという。すでにFirefoxは日本語版も含め、米国のMozilla Corporationの公式サイトからダウンロードできるようになっている。情報発信もそちらで引き続き行う。

従来、日本向けにFirefoxに関する情報発信をしてきたMozilla Japanの公式サイトについては、より開発者や利用者のコミュニティを中心とした運営になっていく見通し。Twitter、Facebookなどもしかり。

WebDINO JapanはMozilla Foundationと連携しつつ、コミュニティの支援などは引き続き行う。一方で必ずしもMozilla製品にとらわれない、Web技術全般の普及や、ソフトウエア以外の分野でのオープンソース手法の活用などをめざすコンサルティング業務や技術開発支援、教育・啓発活動を手掛けるともしている。