Codemojiのスクリーンショット
ローマ字が英語で入力してみよう

誰かへのメッセージを「絵文字」に置き換え、暗号化して届ける。そんな遊びができる「Codemoji」が話題だ。Webブラウザー「Firefox」などを開発するMozilla Foundation(モジラ)の作ったしかけだ。

Codemojiでは、メッセージを入力してから、画面上に並んだ暗号化の「鍵」となる絵文字を1つ選ぶと、言葉を一見意味のない絵文字の列に変換できる。これはTwitterやFacebook、メールでシェアすることが可能。


書いてある内容を伝えたい人だけに、あとから鍵となる絵文字を教えれば、相手はCodemojiでメッセージの暗号化を解除できる。日本語は使えないので、英語もしくはローマ字で書くのがよいだろう。

実は暗号の基本の1つである「Cipher(サイファー)」の原理を、子どもが学ぶためのしかけ。欧米を含めさまざまな国で、一般人が暗号でプライバシーを守ることを制限しようとする動きがあるなか、モジラがこうしたものを広く公開した理由を想像すると面白いが、深く考えず遊んでみるのが一番だろう。