“電動アシストに見えない”電動アシスト自転車「RECON Mono」シリーズ

「RECON Mono」シリーズは、RECONBIKEによる電動アシスト自転車。欧州や米国ではもはや当たり前になりつつある、“電動アシストに見えない”電動アシスト自転車だ。

“電動アシストに見えない”電動アシスト自転車「RECON Mono」
“電動アシストに見えない”電動アシスト自転車「RECON Mono」シリーズ

“電動アシストに見えない”電動アシスト自転車とは、フレーム内などにバッテリーを組み込んだ自転車。ハブモーターと組み合わせることで、一般的な自転車と変わらないルックスを獲得したものだ。「電動アシストに乗りたいが、あのデザインには耐えられない…」という人を中心に、欧州や米国で人気が高まっている。


“電動アシストに見えない”電動アシスト自転車「RECON Mono」シリーズ
自転車購入時に、そのモデルの“電動アシスト版”か
“通常の自転車版”を選択できるケースも増えている

今回RECONBIKEから発表された「RECON Mono」シリーズは、ダウンチューブにバッテリーを組み込み、リアホイールにハブモーターを搭載したもの。これにより、電動アシストに見えないルックスを獲得した。

“電動アシストに見えない”電動アシスト自転車「RECON Mono」シリーズ
モーターはリアハブタイプ

欧米で主流のものとの違いは、バッテリーが取り外せる点にある。欧米ではチューブ内にバッテリーを完全に組み込み、日常的には取り外せないものが多い。これは、自転車は部屋の中に持ち込むものという考え方があるためだ。

“電動アシストに見えない”電動アシスト自転車「RECON Mono」シリーズ
「RECON Mono」シリーズでは、バッテリーを取り外せるのが特徴

欧米では部屋の中であっても、靴を履いて生活する。彼らにとって自転車はスニーカーのようなものであり、部屋に持ち込むことに抵抗はない。

だが玄関で靴を脱ぐ文化の国では、自転車の部屋への持ち込みにも抵抗がある。「RECON Mono」シリーズでは、部屋に持ち込まないことを前提に、バッテリーを取り外し可能にした。

「RECON Mono」シリーズではその他にも、外見を美しく見せる工夫が凝らされている。例えばケーブル類はフレーム内に隠すタイプ。これにより、すっきりとしたルックスを獲得した。

“電動アシストに見えない”電動アシスト自転車「RECON Mono」シリーズ
ケーブルはフレーム内を通すタイプ

フロント/リアライトはトップチューブ組み込みタイプ。ハンドルバーやシートポストに後付けする必要がないため、これも、外観をすっきりとしたものにしている。

“電動アシストに見えない”電動アシスト自転車「RECON Mono」シリーズ
フロント/リアライトはトップチューブに組み込まれた

バリエーションはライフスタイルに合わせ、ミニベロタイプの「MONO 20」、街乗りにぴったりな「MONO 26」、そして雨の日などに強い「MONO FAT」の3種類の展開。

“電動アシストに見えない”電動アシスト自転車「RECON Mono」シリーズ
気軽に乗れるミニベロタイプの「MONO 20」

“電動アシストに見えない”電動アシスト自転車「RECON Mono」シリーズ
通勤などにぴったりな「MONO 26」

“電動アシストに見えない”電動アシスト自転車「RECON Mono」シリーズ
雨や雪に強い「MONO FAT」

日本での販売についてRECONBIKEに問い合わせたところ、同社はすでに複数の日本のバイヤーと接触しているとのこと。商談がうまく進めば仕様を日本向けに変更し、型式認定を取得して日本市場に参入する可能性もあるとのことだった。日本仕様車の登場を待ちたい。

“電動アシストに見えない”電動アシスト自転車「RECON Mono」シリーズ