ヤフーのオンラインストレージ「Yahoo! ボックス」は、データ容量無制限のオプションプランを開始した。料金は月額690円(税込、以下同じ)で、会員制サービス「Yahoo!プレミアム」に加入していると、同490円となる。 米国 Google はビジネス向けに同様のプランを始めたが、ヤフーは個人利用を前提にしている。

容量無制限!--ヤフーのオンラインストレージ「Yahoo!ボックス」が新プラン、Google に続く
Yahoo! ボックス

「Yahoo!ボックス 容量無制限オプション」という名称で、Yahoo!ボックスで通常使う保存フォルダとは別に、「容量無制限フォルダ」が新たに利用可能になる。


容量無制限フォルダは、ファイルをアップロードしたユーザー本人のみが内容を閲覧できる。通常のフォルダと異なり、ほかのユーザーとファイルを共有する機能はない。

それでも写真や動画の保管などには便利そうだ。当面は Yahoo! ボックスの iPhone、Android スマートフォン向けアプリケーションにのみ対応している。1ファイルあたりのサイズ制限は、3G/LTE サービスでアップロードする場合 20MB、無線LAN(Wi-Fi)経由の場合 2GB。通常のフォルダと同じだ。今後 PC にも対応予定。

ヤフーはこのプランを実現するために、同様に容量無制限のオンラインストレージ「Pogoplug」を運営する 米国 Cloud Engines と協力している。

■「容量無制限」プラン、過去には死屍累々、だが新たな挑戦も

容量無制限のオンラインストレージは、過去幾度か試みがあり、おおむね挫折してきた。2010年に立ち上がったトレンドマイクロの「SafeSync」が1年も経たずにプランを変更した一件や、期待の星だった「Bitcasa」の後退を苦々しく覚えている人もいるだろう。

しかし、クラウドサービスの技術革新を背景に、新たな挑戦者が登場しつつある。最近では Google がビジネス向けに「Google Drive for Work」を投入した。

Yahoo! ボックスがどのような未来をたどるのかはまったく分からないが、意欲的な取り組みであることは間違いない。