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走るだけじゃない 自撮りをしてシェアするまでが“ドライブ体験”になる ポールスターがドローン搭載のコンセプトモデル「O2」発表


旅行に行ったり、レストランに食事に出かけたりした際には、その写真を撮影して友達とシェアすることも、これらアクティビティの楽しさの一部になっています。中には旅そのものよりも、投稿した画像に対するコメントを読むほうが楽しい、なんて人も。

クルマでドライブを楽しむ際も、その様子を撮影して友達とシェアしたいもの。でも、徒歩での旅行やレストランでの食事とは異なり、ドライブ中にドライバーが写真や動画を撮影することはできません。

ポールスターの「O2」はこの問題を解決する2+2のEVスポーツカー。ドローンを搭載していて、ドローンからクルマとドライバーを撮影できます。

ドローンを搭載するスポーツEV「O2」

ドローンは走行中にも離着陸が可能で、自律飛行しながら「O2」を撮影します。停止中には車内で動画編集が可能で、編集終了後には車内から友達にシェアできます。

「景色の良い場所だな」と思ったら、ドローンをリリース!

ドローンは自律飛行しながら愛車を撮影します

動画は車内で編集し友達とシェアできる

ポールスターのCEOであるThomas Ingenlath氏は、かつての「ガソリンエンジンのサウンドを楽しむ」ようなクルマ文化は終わったと述べます。でもクルマ文化自体が死んだわけではなく新しい未来が待っており、それを作り出すのがEVであるとも述べています。またドローンはEVの生み出す新しいクルマ文化を、さらに彩り豊かなものにするとも主張します。

ドローンがクルマ文化を彩り豊かなものに

「O2」に搭載されるドローンは単なるギミックではなく、ドライブ体験を変えるものとなります。例えば景勝地を走行しているとき、そこを走る愛車と自分の姿を撮影すれば、あとからその旅を動画で追体験して楽しめます。また一緒に行けなかった友達と旅を動画でシェアすることも。これにより、ドライブ体験は従来からの「走りの楽しさ」はそのままに、ドライブが終わったあとの画像や動画の投稿、それに対する反応も楽しめるようになります。場合によってはそれがメインという人もでてくるかも?

ドローンならではの画像や動画も撮影できる

Thomas Ingenlath氏は、旅行体験や食事体験が写真や動画のシェアで変化したように、ドライブ体験をもドローンによって変化し、それは私たちの生活の大きなパートを占めるようになっていくと述べています。


ポールスターからドローンがテイクオフし、クルマを撮影してランディングするまでのイメージについては、次の動画で確認してください。

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