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「がん細胞 増えてしまう 勝手にね」―「幹細胞かるた」、京大iPS研が公開

おもしろい

iPS細胞など「幹細胞」の基本知識について学べる「かるた」が登場した。ノーベル賞受賞者である山中伸弥教授が所長を務める京都大学iPS研究所(CiRA)が公開しており、無料でダウンロード、印刷して遊べる。

「幹細胞かるた」はこれまで、CiRAのイベントなどで使ってきたが、誰でもWebサイトから入手して印刷できる。ひらがなが読めれば、細胞をまったく知らない小学生にも楽しめるといい、厚紙に印刷して遊んでみて欲しいそう。

なお、かるたは「ZIP」という方式で圧縮してあるので、解凍するためのアプリケーションがあった方がよいかもしれない。解凍すると、中身は「PDF」形式になっている。

「あ」から「ん」までの各文字に相当する生物学の基礎知識が、かるた風の短文にまとまっており、それぞれなかなか味わい深い。

「アポトーシス 迷惑かけずに死んでいく」
「がん細胞 増えてしまう 勝手にね」

絵もみな色鮮やかできれいだ。企画・制作はCiRA国際広報室の遠山真理氏。デザインは
picto inc.の大隅英一郎氏、イラストはFiTSの石津雅和氏が手掛け、CiRAの研究者が数多く協力している。
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