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薄く、軽く、防水 |
ソニーグループの製品で、すでに NTT ドコモや KDDI(au)からも携帯電話回線とセットになったものが発表になっているが、新たに Wi-Fi だけでインターネットにつながるモデルも明らかになった。
iPad(アイパッド)よりひとまわり大きなサイズで、厚さは約 6.1mm とほぼ iPad の最新モデルと同じ。重さは約 389g と少し軽い。ディスプレイの解像度はフル HD の約2倍となる WQXGA(2,560×1,600ドット)で、iPad の最新モデルより高精細だ。ボディカラーはブラックとホワイトの2種類がある。
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iPad より少し大きい |
防水性に優れ、アウトドアでも風呂でも安心して使えるそう。長所は、本体をほかの機器などとつなぐために付いているイヤホンジャックや microUSB 端子などがキャップレス防水になっているところ。いちいちカバーを付けたり外したりせずに済むし、カバーがもげるのを心配しなくてよい。
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防水だが、microUSB 端子などはカバーを付けはずししなくて済む |
バッテリーの保ちの良さも特徴で、最長で約17時間、連続して動画を再生することが可能。2時間ものの映画なら1日約8本、1話30分のアニメなら2クール分は充電せずに見られる計算。長時間の外出、移動などに便利だ。
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最長で約17時間、動画を連続して再生することが可能 |
これに加え、Xperia Z4 Tablet ではオーディオ性能にも重点を置いている。音楽 CD を上回る情報量を持つ「ハイレゾ」音源を出力できる。対応のスピーカーやイヤホンをつなげば最近増えている高音質の楽曲もきれいに再生できる。
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対応イヤホンをつなげばハイレゾ音源を再生できる |
仕事に使うのもありで、Excel や Word を簡単に編集できる。「Microsoft Office for Android tablet」というアプリケーションを標準搭載している。ソニーグループ製の別売 Bluetooth キーボード「BKB50」と組み合わせると使いやすい。
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別売キーボード「BKB50」、本体と合わせても 750g 程度。ただしお値段高めで、非防水 |
BKB50 は重さが約 365g で、本体と合計でも 750g 程度に収まる。ただし店頭実勢が1万6,000円といささか高そう。また防水性はないので、一緒に持ち歩く際は雨風を気にすることになる。ちまたには防水 Bluetooth キーボードも売っているので、そちらとの組み合わせも検討というところだろうか。