「Space Quartersが4月25日に1.6億円超の資金調達を実施、宇宙建築技術の開発加速へ向け大きな一歩を踏み出す」 画像1

Space Quarters、1.6億円超の資金調達を発表

資金調達の実施

宇宙建築スタートアップのSpace Quartersが、エンジェルラウンドにおいて1.6億円超の第三者割当増資を実施しました。投資家には、木村真也氏(JMDC創業者)、三浦高貴氏(プロキシマ・ケンタウリ代表)、レアゾン・ホールディングス、慶應イノベーション・イニシアティブ、長谷部潤氏(コロプラ元CFO)、尾崎典明氏(S-factory代表)などが名を連ねています。

Space Quartersについて

Space Quartersは、宇宙建築技術を確立し人類の宇宙進出を加速させることをミッションとするベンチャー企業です。宇宙でのインフラの役割を担う大型構造物の施工を目指しており、ロケットの積載制約を克服するために、建材を打ち上げ現地で組み立てる独自の溶接ロボットシステムを開発しています。


資金調達の目的

今回の資金調達は、地上での実証試験の完了、宇宙での溶接組立実証の実施、そして正式なサービスローンチに向けた開発を加速させるために行われました。具体的には、開発チームの強化、試験設備の導入・改修、宇宙向け小型省エネの電子ビーム溶接機の改良に使われる予定です。


CEO大西正悟のコメント

CEOの大西正悟氏は、宇宙輸送分野の飛躍的な進展に触れ、今が「人類が宇宙に経済圏、生活圏を広げる時代の黎明期」であると述べました。また、宇宙建築技術の発展が宇宙空間での活動を広げ、経済合理性を与える重要な要素であると強調しました。

今後の展望

Space Quartersは、今回の資金調達を受けてさらに開発を加速させ、企業ミッションを遂行すると共に、「人類が宇宙を生活圏とする世界」の実現に向けて努力を続ける予定です。



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