
マツダは「MAZDA CX-5」を大幅改良し、11月8日に予約受付を開始した。デザイン表現を進化させたほか、2種の特別仕様車「Field Journey」「Sports Appearance」を追加している。
デザイン
デザインではフロントフェイスの意匠を一新し、ランプデザインも変更した。また、新ボディカラー「ジルコンサンドメタリック」を追加している。
MAZDA INTELLIGENT DRIVE SELECT
スイッチひとつで走行モードを切り替えられる「MAZDA INTELLIGENT DRIVE SELECT」(Mi-DRIVE)を採用した。
パッケージング
ラゲッジルームではフロアボードが上段、下段、前後2分割が可能に。荷室フロアはテールゲートの開口部との段差をなくしたことにより使い勝手が向上したほか、フロア下のサブトランク容量が拡大された。
(フロアボード上段セット時)

特別仕様車
Sports Appearance
スポーティな気持ちの昂ぶりを求める人に向けた特別仕様車。フロントグリルに入るアクセントの赤色には、初代ロードスターのクラシックレッドを採用している。
エクステリアではフロントグリル、シグネチャーウィング、バンパー下部、ホイールアーチ、ドア下ガーニッシュ、ドアミラーにブラックを採用し、引き締まった印象とした。ホイールにはブラックメタリック塗装の19インチを採用している。

ホイールもブラックメタリック塗装に
インテリアはブラックで統一を図りつつ、ドアやシフト周りに赤のステッチをアクセントとして配した。

メーカー希望小売価格は、「25S Sports Appearance」の2WD・AT車が325万6,000円で、4WD・AT車が348万7,000円。「XD Sports Appearance」の2WD・AT車が357万5,000円で、4WD・AT車が380万6,000円。
Field Journey
家族や仲間とアウトドアライフを楽しむ特別仕様車。デザインでは専用外装でタフさを表現した。エクステリアではシルバー塗装のフロント&リアバンパーセンターガーニッシュやサイドガーニッシュに加え、ブラックのドアミラーやグレーメタリック塗装の17インチアルミホイールを採用している。また、オールシーズンタイヤを標準装備した。
カラーは新色ジルコンサンドメタリック
インテリアでは、フロントグリルのアクセントに使用したライムグリーンをシートステッチやパイピング、エアコンルーバーにも採用している。またラゲッジルームにはリバーシブルボードを採用した。

「Mi-DRIVE」には「オフロード」モードを設定。トラクションを重視した特性で高い走破性が得られるため、未舗装路から深雪道などを含むアウトドア走行に適している。

メーカー希望小売価格は「20S Field Journey」の4WD・AT車が323万4,000円で、「XD Field Journey」の4WD・AT車が355万3,000円。
Exclusive Mode(継続販売)
上質さを重視したExclusive Modeは継続販売される。エクステリアでは前後バンパーロワ、ホイールアーチ、クラッディング/ボディロアガーニッシュをボディ同色で統一した。また、大径19インチホイールには高輝度塗装を施し金属の質感を向上している。インテリアではナッパレザーや本杢を採用した。
メーカー希望小売価格は、「25S Exclusive Mode」の2WD・AT車が352万5,500円で、4WD・AT車が375万6,500円。「XD Exclusive Mode」の2WD・AT車が384万4,500円で、4WD・AT車が407万5,500円。