IP68に対応した「Atom」

2017年に販売開始された“世界最小”を謳う2.4インチのスマートフォン「Jelly」。その「Jelly」を開発したUnihertzが、2.45インチサイズながらIP68に準拠した“タフネススマホ”「Atom」を発表した。

IP68に対応した「Atom」
IP68に準拠した“タフネススマホ”「Atom」

「Jelly」は「2台目スマホ」として開発されたデバイス。海外旅行やアウトドアでのレジャーなど、高価で壊れやすいメインのスマートフォンを持ち歩きたくないシーン向けにデザインされた。本体が軽いので画面が割れる可能性が低く、また価格が安いので落として壊したり、どこかに無くしてしまったりしてもお財布にも所有者の心にもあまりダメージを与えないというメリットを持つスマートフォンだ。

IP68に対応した「Atom」
ジーンズのコインポケットに収まるサイズ

今回発表された「Atom」は、その「Jelly」のコンセプトをさらに一歩進め、ごつくてタフな筐体に「Jelly」同様の機能を詰め込んだ“タフネススマホ”。“壊しても精神的ダメージが少ない”に留まらず、壊れにくく、アウトドアレジャーをより楽しいものにするデバイスに仕上げられている。

IP68に対応した「Atom」
「Jelly」のコンセプトを一歩前進
アウトドアで楽しい「Atom」

耐衝撃性能は「Jelly」よりも高められた。側面には落下時の衝撃を吸収するバンパーが、タッチパネルにはゴリラガラスが採用されており、落としてしまっても破損するリスクが低い。

IP68に対応した「Atom」
うっかり落としても簡単には壊れない

前述の通り、IP68に準拠した防水・防塵性能を保持。アウトドアレジャーで雨の中で使用したり砂地に落としたりしても大丈夫だ。ダイビングが好きな人は、「Atom」を水中カメラとして使用できる。「Jelly」のリアカメラは8MPでその画質は正直いまひとつだったが、「Atom」は16MPにまでカメラ性能を向上させており、思い出の記録に十分な画質を期待できるかもしれない。

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「Jelly」よりもカメラ性能がアップ

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思い出に残せる写真が撮れるかも?

2.45インチのスクリーンは、TwitterやFacebook、Eメールをチェックしたり、ニュースを読んだりするには何の問題もない。とはいえ、カメラなどの特定の機能を急いで呼び出したいときには、アイコンが小さくてタッチしずらく、いらいらすることもある。また、自転車に乗っているときなど、グローブをはめていると、タッチパネルがうまく操作できないことも。

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情報を表示するには問題はないが、入力はちょっと面倒

そのようなケースに備えて、「Atom」にはあらかじめ設定しておいた機能を呼ぶ出すショートカットボタン「プログラム可能キー」が装備された。これに特定の機能を割り当てておけば、ボタンを押すだけで、例えばカメラ機能をすぐに起動させることができる。

IP68に対応した「Atom」
好みの機能を簡単に呼び出す「プログラム可能キー」装備

メモリーは4GBでストレージは64GB。これらのスペックはAndroid 8.1を稼働させ、旅先で撮影した写真を収納するのに十分なものだ。

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画面サイズ以外はミドルクラススマホ並みのスペック

オプションとして、アームバンドや自転車用マウントなども用意されている。「Atom」は山登りやジョギングに限らず、様々なアクティビティにぴったりなサイズ。特に、高速で走行し、走行時に落ちてしまうことも多い自転車のハンドルバーにマウントするには、丈夫な「Atom」は便利だろう。サイクリング中に雨が降りだしたときにもIP68準拠の「Atom」は便利だ。

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アームバンドや自転車用マウントも別売りで用意

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丈夫な「Atom」は、自転車にぴったり

Unihertzは今回も、クラウドファンディングサイトKickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施している。キャンペーンでは219ドルの出資で「Atom」を1個入手可能だ。発送は2018年10月に予定されている。

IP68に対応した「Atom」
日本円で2万4,000円くらい

なお、技適の取得についてUnihertzに尋ねたところ、日本からの支援者に対しては技適マークのあるものを配送するとのことだった。

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もちろん、コインポケットに入ります