薄型テレビの貧弱な音響を補う「HEOS HomeCinema」

ワイヤレスTVサウンドシステム「HEOS HomeCinema」をデノンが販売する。高さを抑えたサウンドバーと横置きもできて設置の自由度が高いワイヤレスサブウーハーで構成する。

サウンドバーには16mmソフトドームツイーターと楕円形のミッドウーハーを左右チャンネル用にそれぞれ2基搭載。低域を増強するサブウーハーには130mmのウーハーユニットを2基搭載している。高効率で低歪なクラスDアンプでバイアンプ駆動。アンプ、ドライバー、エンクロージャーはデノンのベテラン・アコースティックエンジニアのチームが手がけている。

フロントスピーカーだけで広がりのある音響を再生するため、独自開発のアルゴリズムによる「デノン・バーチャルサラウンド」を搭載。映像に合わせて最適な音質に設定できるMovie/Musicの2モードを搭載する。さらに夜間など音量を控えめにしても迫力を出せるNightモードも選べる。

4K UHDやHDR10、Dolby Visionのパススルーに対応する各1系統のHDMI入出力を備える。オーディオ・リターン・チャンネル(ARC)やHDMIコントロール(CEC)にも対応している。CEC対応テレビと接続すればテレビのリモコンでHEOS HomeCinemaの音量を調整することができる。光デジタル入力、同軸デジタル入力、アナログAUX入力もある。

サウンドバーがテレビの台座部分と干渉する場合には付属のフットで13mm高さを上げることが可能で、壁面取り付けにも対応する。

セットアップと操作は専用アプリケーションを入れたiPhone、Androidスマートフォンなどから行える。音楽ストリーミングアプリケーション「Amazon Music」「AWA」「Spotify」「SoundCloud」が利用できるほか、家庭内のミュージックサーバー、インターネットラジオ、USBメモリー内の楽曲の再生もできる。

またBluetoothやAirPlayにも対応する。音楽ストリーミングサービスやミュージックサーバーとの通信はHEOS HomeCinemaが直接行うため、Bluetoothスピーカーのようにスマートフォンのバッテリーを消費したり、電話の着信で音楽が途切れたりすることはない。店頭実勢は8万9,640円(税込)。

同一ネットワーク上の複数のスマートフォンやタブレットで同時に操作ができるため、再生キューを家族や友達で編集して、それぞれ気に入った楽曲を共有できる。再生キューにはストリーミングの楽曲もローカルの楽曲も混在して登録できる

同じ「HEOS」ブランドのスピーカーや対応AVアンプがあれば、グルーピング機能を使って家中で同じ楽曲を流すことも、それぞれの部屋で個別に音楽を楽しむこともできる。