
北海道テレビ放送制作のバラエティ番組『水曜どうでしょう』の人気企画に、「リヤカーで喜界島一周」というものがある。出演者たちがリヤカーを引きながら、島の周囲約50キロをぐるり2日かけてまわるというものだ。
水曜どうでしょうファンには人気企画を真似て、出演者の移動ルートを同じ移動手段、同じような日程でなぞってみる人も多い。だが喜界島一周は難しい。一般人がリアカーを島に持ち込むのは、できなくはないが、ちょっと勇気が要るからだ。かといってリアカーなしでは、どうでしょう気分が盛り上がらない。
アウトドア用品ブランドDOPPELGANGER OUTDOORは2017年9月14日、アルミフレームを採用した「アルミキャリーワゴン」を発売した。折り畳めるこのワゴンであれば、一般人であっても喜界島に持ち込み、ぐるっと一周してどうでしょうごっこを楽しめるかもしれない。

山田くんの代わりになるか?
「アルミキャリーワゴン」は、主にキャンプなどで使用するワゴン。キャンプ場の駐車場からサイトまで、テントなどを入れて持ち運ぶ際に力を発揮するもので、DOPPELGANGER OUTDOORが2012年から販売している初代キャリーワゴンは、キャンプ好きな人から高い人気を得ている。

今回登場した「アルミキャリーワゴン」は、従来から人気の高いワゴンに対し、改良を加えたもの。本体フレームにアルミ合金を採用。本体重量8.2キロと大幅な軽量化を実現した。

収納時のサイズも幅30×奥行25×高さ69センチと、従来よりも高さを約10センチ縮小。クルマのトランクに入れてキャンプ地に移動するときはもちろん、オフシーズンにクローゼットに収納する際にも助かるだろう。


また、このサイズであれば、キャンプに限らず日常使いでも便利だ。都心部の集合住宅住まいの場合、駐車場から部屋まで距離があることも。でも、クルマのトランクに「アルミキャリーワゴン」を入れて買い物に出かければ、Costcoなどで大量買いをしたときでも楽に部屋まで荷物を持ち帰れる。

耐荷重は従来と同じ100キロ。容量は約160Lを確保している。


希望小売価格はオープンだが、税別参考は1万8,750円。
さて、『水曜どうでしょう』の「リヤカーで喜界島一周」には、出演者の一部がリアカーに乗り込み、他の出演者がそれを引くというシーンがでてくる。残念だが、「アルミキャリーワゴン」は、人を乗せることはできない。このため、大泉洋さんが出演者1人とディレクター2人を乗せて走るシーンは再現できない点には留意されたい。
