
かまぼこ型テントの2017年バージョン「カマボコテント2」がアウトドア用品ブランド「DOPPELGANGER OUTDOOR」から発表されました。ベッドルームを2つ設定し、2LDK仕様にリフォームできます。

2LDKにリフォーム可能!
「カマボコテント」はその名の示す通り、カマボコ形をした大型テント。初期構成では、大人10人がくつろげる広さの「リビングルーム」と、大人5人が就寝可能な「ベッドルーム」を備えた1LDK構造になっています。

(DKはキャンプ場全体、もしくはこの地球全体であると想定されています)

天井高は約190センチ。「天井高2メートル72センチ だから広く感じる」のCMでお馴染みの大和ハウス「xevoΣ」ほどではありませんが、多くの人が背を屈めなくても歩ける高さを確保し、テントとしては驚きの開放感を実現しました。この開放感を実現しながらも、日本のキャンプ場に多い8~10メートル四方の区画にぴったり収まるサイズ。使いやすいパッケージとしています。


今回発表された「カマボコテント2」では、居住性の向上とオプションパーツの充実にフォーカス。居住性では、テント生地の厚みを75デニールから150デニールにアップさせて、遮光性や耐久性を向上しました。窓やベンチレーターのサイズ・構造を改善することで、通気性も向上させています。


オプションパーツも充実。インナーテントを追加購入すれば、「ベッドルーム」が2つになり、各ベッドルームに5人、合計10人が就寝可能になります。

「ベッドルーム」2つの2LDKにリフォーム可能
マンションなどでは子ども部屋を作るために、リビングの一部を部屋に改装して1LDK→2LDK(2DK)のリフォームをすることがあります。「カマボコテント2」でも、そのようなリフォームが可能と考えれば、わかりやすいのではないでしょうか?

新たなベッドルームの使い道はいろいろ。夫婦の寝室と子どもの寝室を分けるというのもありでしょう。学生同士でキャンプしている場合は、男子部屋と女子部屋に分けるという手も。その他、ぐでんぐでんに酔っぱらた人を介抱する部屋にしてもよいかもしれません。酔った人は、いびきがうるさいですから…。
もうひとつのオプションパーツは、近日発売予定の「チーズタープ」。これを装着すると、タープスペースを拡張できます。DOPPELGANGER OUTDOORはチーズタープを装着したカマボコテントを「チーカマ」スタイルと呼んでいます。

…ん?チーカマ?
チーカマというと、多くの人はチーズ入りの蒲鉾をケーシングに詰めた、細長いあれを思い浮かべてしまうでしょう。でもDOPPELGANGER OUTDOORの社員さんの頭に浮かんでいるのはあれではなく、スライスチーズだと推測できます。想像(妄想?)ですが、「チーカマ」スタイルという名称は、チーズタープが“スライスチーズ”に似ていることから付けられたものではないでしょうか?


スライスチーズ
栄養たっぷりです!
収納時のサイズは幅68×直径32センチで重さは約16.9キロと、2016年発売のオリジナル版よりも少しだけ大きく、少しだけ重くなりました。でも、このサイズ&重さなら、クルマのトランクにも楽勝で収納できそうです。

希望小売価格はオープンですが、参考価格は4万8,000円(消費税別)。予約受付は3月1日から7日まで日本橋三越本店で開催される「HajimarinoFESTIVAL」でスタート。発送は5月中旬となっています。
