
「世界最古の銃は?」「ボーナスの語源は?」「就学年齢が6歳からなのはなぜ?」。世の中にある色々な疑問とそれに対する回答を、国会図書館がTwitter上で紹介している。ついつい時間を忘れて読みふけってしまう。
国会図書館は、日本中の本を集めて保存している国立の施設。また各地の図書館と連携してさまざまなサービスを手掛けている。
そこがTwitterで、さまざまな図書館に寄せられた質問とその回答を紹介している。
諸説あるようです→現存する世界最古の銃を知りたい。(岡山県立図書館)https://t.co/boUT1dh58S
— 国立国会図書館関西館図書館協力課 (@crd_tweet) 2016年3月24日
ちなみに世界最古の銃については「諸説あるようです」と断りつつ、過去に岡山県立図書館が調べた結果を掲載している。
それによると「新版図解古銃事典」という本では「最も古い銘記のものに至順三年(1332年)の銅銃が中国で発表されている」といい、一方「古銃」という本では「現在世界最古の銃は洪武五年(1372年)の銘のある明の初めの小銅銃」だそう。
ツイートをひとつひとつ読んでいくと、どの図書館も丁寧に調べものしているのが分かる。「胸がキュンとするようなお話をおしえてください」といった小学4年生の質問に、京都女子大学附属小学校図書館が回答した結果などは感心させられる。
胸がキュンとするようなお話をおしえてください。(4年生児童)(京都女子大学附属小学校図書館)https://t.co/zwzKYERQlO
— 国立国会図書館関西館図書館協力課 (@crd_tweet) 2016年3月24日
Googleで検索したり、Wikipediaを読んだり、Yahoo!知恵袋で聞いたりするだけでは、いまいちよく分からなかった情報も、図書館に行けば意外と見つかるかもしれない。そんな気がしてくる。