キングジムの名刺専用スキャナ兼保管ボックス「ビズレージ」の一部製品に同社とやり取りのあった人物の名刺情報が保存され、そのままの状態で販売されていた。製品の試験時に実在する人の名刺をスキャンし、その情報を消去せず出荷したためという。問題となる製品の台数は39台。30人分の名刺情報が流出した状態。

キングジムの名刺スキャナ&保管箱「ビズレージ」で個人情報流出、実在する人物の名刺で試験したため
名刺専用スキャナ兼保管ボックス「ビズレージ」
(出典:キングジム)

ビズレージは、多数の名刺をスキャンしてデータを本体内に保存するほか、パソコンに転送して管理できる装置。スキャン済み名刺は、本体の「名刺保存ボックス」に入れておける。8月29日に発売した。


今回の問題は、ビズレージの「名刺送りテスト」を実施する際に使うべきでない実在する人の名刺を使用したうえ、スキャンした名刺情報を消去しなかったために発生した。これらの名刺は、キングジムの社員が2007年から2008年ごろにかけて名刺交換で入手したものだそうだ。

キングジムは情報が漏洩した人物に説明/謝罪するとともに、問題となった製品の回収/交換などの作業に着手した。対象製品の所有者に対しては、回収に協力するよう呼びかけている。対象製品のシリアル番号は、上7桁が「X10H400」で、下4桁が以下の通り。

・1787
・1788
・1795
・1800
・1802
・1803
・1804
・1806
・1809
・1813
・1814
・1816
・1817
・1821
・1822
・1823
・1832
・1833
・1841
・1844
・1846
・1847
・1849
・1850
・1851
・1852
・1853
・1855
・1856
・1857
・1869
・1871
・1873
・1874
・1877
・1879
・1880
・1888
・1996

シリアル番号の記載位置 左:本体 右:パッケージ
シリアル番号の記載位置
左:本体
右:パッケージ