サンリオ「個人情報流出」報道にコメント、「香港の出資先・ライセンス供与先と確認中」
主に海外向けだが、日本語対応しており、国内から登録した人もいる可能性があるとのこと

サンリオから330万件の個人情報が流出したとの話題が世間を騒がせている。流出元として挙がっているのは、同社がライセンスを供与するWebサイト「SanrioTown」だ。

情報流出の疑いが持ち上がったのは、海外のセキュリティ関連情報サイト「CSO Online」の報告が発端。それによるとSanrioTownに登録した人の氏名、誕生日、国籍、メールアドレス、パスワードに関する情報などが漏洩(ろうえい)しているとのことだった。


SanrioTownは、香港の企業がライセンス契約に基づき、主に海外のファン向けに開設しているサイト。ただしサンリオによると、日本語対応しているため国内から登録した人もいる可能性があるとのこと。また運営元には、サンリオが香港に置く孫会社が出資し、 現地のゲーム会社であるTyphoon Games(タイフーンゲームス)と協力して業務を行っているそう。

このようにやや複雑な関係もあり、サンリオは現在、東京と香港で連携して確認を進めている状況で、東京だけが先に報告を出すことはできないという。複数か国の報道機関などから問い合わせを受けているが、正式な声明は状況がはっきりし次第、国内外に向けて同時に公開することを検討しているそう。

サンリオは4月に6,000件余りの株主情報の流出が明らかになっているが、その際も株主向けサイトの管理、運営を委託していたインベスター・ネットワークスが原因だった。複数の企業がかかわるセキュリティ問題の厄介さがあらためてうかがえる。